採用動画を外注するか、自社で作るか|判断基準と失敗しないための確認事項

  • 費用・料金

はじめに

採用動画を作りたいが、スマホで自社制作するか、制作会社に外注するか迷っている方へ。この記事では、どちらを選ぶべきかの判断基準と、外注する場合に確認すべき項目を解説します。

この記事で分かること

・自社制作で足りるケースと、外注すべきケースの線引き

・外注先3タイプ(撮影のみ/編集のみ/一貫対応)の違い

・発注前に必ず確認すべき7項目


【この記事の執筆・監修】

Pinmov ディレクター 三上 渉吾

地上波テレビ通販番組で6年間「売れる台本」を作り続けてきたプロフェッショナル。映像の綺麗さではなく、視聴者の行動を引き出しCPA(採用・獲得単価)を確実に下げるためのダイレクトレスポンス構成に特化。


結論:分かれ目は「構成を誰が作るか」

先に結論を書きます。

判断の分かれ目は、撮影や編集の技術ではありません。「誰に何をどの順番で伝えるか」を社内で設計できるかどうかです。

スマートフォンのカメラ性能は十分に上がっており、無料の編集アプリでテロップも字幕も入れられます。技術的には自社で作れます。

問題はその手前です。求職者が何に不安を感じていて、どの順番で答えれば応募につながるのか。ここを設計できないまま撮ると、きれいに撮れているのに応募が増えない動画になります。

自社制作で足りるケース

以下に当てはまる場合は、自社で作るほうが早く、安く済みます。

1. 社内に構成を設計できる人がいる

過去に求人媒体の反応を見ながら文言を変えてきた経験がある、あるいはSNS運用で何が伸びるかを判断してきた人がいる。その感覚があれば、動画の構成も設計できます。

2. 継続的に量を出したい

日常の様子、スタッフの一言、季節の行事。こうした素材は自社のほうが撮れます。 外注すると1回の撮影に日程調整が必要になり、日常の切り取りには向きません。

3. まず試してみたい段階

予算をかける前に、どんな内容なら反応があるかを確かめたい。スマホで3本撮って配信してみる。これは合理的な進め方です。

4. 出演者が身内で完結する

社員が自然に話せる関係があるなら、外部のカメラが入るより素の表情が撮れます。

外注すべきケース

以下に当てはまる場合、自社制作では時間だけかかって成果が出にくくなります。

1. すでに1本作ったが、応募が増えなかった

これが最も外注すべきケースです。 撮影も編集もできたのに結果が出なかったなら、原因は構成にあります。同じ人が同じ発想で作り直しても、同じ結果になります。

2. 何を伝えればいいか社内で意見がまとまらない

「働きやすさを伝えたい」「技術が身につくことも」「雰囲気の良さも」。全部入れると何も残りません。訴求を1つに絞る作業は、社内の力学が働くと難しくなります。 外部の判断を入れたほうが決まります。

3. 職種別に複数本必要

同じ会社でも、営業職と技術職では求職者の不安が違います。職種別に作り分けるとなると、企画・撮影・編集の工数が跳ね上がります。1回の撮影でまとめて素材を取る設計は、外注のほうが効率的です。

4. 広告費をかけて配信する

自然投稿と違い、広告として配信するなら1本ごとに成果が数字で出ます。制作費より広告費のほうが大きくなる場合、クリエイティブの質が費用対効果を左右します。

5. 撮影する時間が業務の中で取れない

現場が忙しく、撮影のために人を割けない。この場合、外注して1日でまとめ撮りするほうが業務への影響が小さくなります。

外注先の3タイプ

外注と一口に言っても、対応範囲が大きく違います。

タイプ

費用の目安

含まれるもの

向いているケース

編集のみ

1本 5,000円〜3万円

素材のカット・テロップ・BGM

撮影と構成を自社でできる

撮影のみ

1日 5万円〜15万円

撮影・機材

構成と編集を自社でできる

一貫対応

1本 5万円〜15万円

企画・構成・撮影・編集

構成の設計から任せたい

費用が安い順に見えますが、比較の軸が違います。

編集のみの依頼は「構成と撮影を自社でやる」前提です。撮影のみなら「何を撮るか決めるのは自社」になります。安く見える選択肢は、自社の工数が乗っている分だけ安いということです。

自社に構成を設計できる人がいるなら、編集のみの依頼で十分機能します。いないなら、一貫対応でないと成果が出ません。

発注前に確認すべき7項目

外注する場合、契約前に以下を確認してください。後からトラブルになりやすい部分です。

1. 構成・台本の作成は含まれるか

「撮影・編集込み」と書かれていても、何を撮るかの設計が含まれないことがあります。含まれない場合、企画書を自社で用意する必要があります。

2. 撮影前に内容を確認できるか

台本や絵コンテを撮影前に見せてもらえるか。ここを確認できないと、完成してから「思っていたものと違う」が起きます。 撮影後の修正は追加費用になることが多いため、事前確認の有無は重要です。

3. 修正は何回まで無料か

「修正2回まで」が一般的です。回数制限があるなら、どの段階での修正が回数に含まれるのかを確認します。

4. 撮影は何日必要か

業務への影響に直結します。1日でまとめ撮りできるのか、複数日に分かれるのか。何本作る場合に何日必要かを聞きます。

5. 出演者は誰が用意するか

社員が出演する場合、社内の調整が必要です。モデルを手配する場合は別途費用が発生します。採用動画では社員本人が出演するほうがリアリティの面で効果的ですが、社内の同意が必要になります。

6. 二次利用の範囲

採用サイトに載せる動画を、後からSNS広告でも使いたい。この場合に追加費用がかかるか。出演者の肖像権の使用期間に制限があるかも確認します。

7. 追加費用が発生する条件

交通費、スタジオ費用、機材の追加手配、納品後の修正。どういう場合に追加費用が出るのかを、契約前に文書で確認します。

費用をかける前にできること

外注するかどうかを決める前に、今ある材料で判断できることがあります。

すでに動画があるなら、構成を見直す

冒頭3秒で何を見せているか。条件が画面に出ているか。CTAが1つに絞れているか。この3点だけでも、直せば結果が変わることがあります。

構成の抜けについては 採用動画の構成を直す5つのチェックポイント|冒頭・テロップ・CTAの設計 で解説しています。

求人票を見直す

動画を作る前に、求人票に書いていない情報がないか確認します。残業時間、シフトの融通、研修期間、未経験の可否。これらが書かれていないだけで応募が減っていることもあります。

Pinmovの場合

Pinmovは企画・構成・撮影・編集を2名で一貫対応しています。料金は全て公開しています。

プラン

料金(税抜)

内容

単発トライアル

16万円

縦型1本+横型1本・撮影20分まで・修正無制限

縦型ショート

39万円

縦型ショート8本納品(1本あたり約4.9万円)

横型長尺

55万円

横型3本+ショート3本+サムネイル2案

撮影前に台本と絵コンテをお見せします。 文字と絵の状態で内容を確認いただけるため、完成後のズレが起きにくい進め方をしています。

費用の詳細は 採用動画はいくらかかる?制作費用の相場と内訳を全公開 で公開しています。

まとめ

分かれ目は撮影・編集の技術ではなく「構成を社内で設計できるか」

自社制作が向くのは、日常の素材を継続的に出したい場合とまず試す段階

外注すべきなのは、1本作って結果が出なかった場合と職種別に複数本必要な場合

「編集のみ」が安く見えるのは、構成と撮影の工数が自社に乗っているから

発注前に確認すべきは、構成の有無・撮影前確認・修正回数・二次利用・追加費用

動画を作る前に、求人票に書いていない情報がないか確認する


自社の求人・商品なら、いくらでどんな動画ができる?

相場はわかったけれど、自社のケースで費用対効果が合うか不安な方へ。

Pinmovでは、テレビ通販仕込みのノウハウを活かし、あなたの会社専用の「30秒動画の構成案(絵コンテ)」を無料で作成・診断するキャンペーンを実施中です。

「とりあえずどんな構成になるか見てみたい」という方は、以下のフォームから既存の求人URL(またはサイトURL)をお送りください。

>> [無料] 構成案(絵コンテ)の作成を依頼する


三上 渉吾

Pinmov / 構成設計担当ディレクター

地上波の通販番組の制作に6年。100本以上の現場で、視聴者が動く構成と動かない構成の差を見てきました。
現在はPinmovで採用動画の構成設計を担当。全カットに設計意図を書いた台本を納品しています。

無料で動画構成を作ってもらう

三上のプロフィールを見る

Contact
お問い合わせ

地上波通販6年間のノウハウで、
「伝わらない」を解決します。

\ お気軽にご相談ください /

無料相談はこちらから