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採用動画で応募数が変わる理由|構成の設計で決まること

  • 採用動画

はじめに

採用動画を作ることを検討している、あるいは作ったが応募数が変わらなかった方へ。この記事では、採用動画が効く理由と、成否を分ける「構成の設計」について解説します。何を撮るかより、何をどの順番で見せるかが結果を左右します。

この記事でわかること

応募の壁は「働く姿が想像できないこと」である理由

採用動画で使える4つの型と、選ぶ判断基準

5段構成を採用動画に応用する方法


【この記事の執筆・監修】

Pinmov ディレクター 三上 渉吾

地上波テレビ通販番組で6年間「売れる台本」を作り続けてきたプロフェッショナル。映像の綺麗さではなく、視聴者の行動を引き出しCPA(採用・獲得単価)を確実に下げるためのダイレクトレスポンス構成に特化。


※テレビ通販の技術で視聴者の行動(CV)を引き出すPinmovのサービス詳細・事例資料はこちら(無料ダウンロード)

結論:採用動画の成否は構成で決まる

先に結論から書きます。

採用動画が応募につながるかどうかは、カメラや編集の質よりも構成の順番で決まります。求職者が動画を見て「自分が働く姿が想像できた」と感じられるかどうか。これが応募の分岐点です。

きれいに撮れていても、施設や店舗の紹介から始まる動画は離脱されます。スタッフの笑顔だけで終わる動画は、次の行動につながりません。構成が正しくなければ、映像の質を上げても結果は変わりません。

なぜ採用動画は効くのか

応募の壁は「想像できないこと」

求職者が応募をためらう理由は、給与や待遇だけではありません。最も大きな壁は「実際に働く姿が想像できないこと」です。

テキストと写真だけの求人票では、職場の雰囲気、一緒に働く人の人柄、1日の業務の流れが伝わりません。特に未経験での応募を検討している人にとって、仕事の中身が見えないことは大きな不安材料になります。

動画はその不安を減らすことができます。職場の音、スタッフの表情、業務の手順が動いて見えることで、求職者は「自分でもできそうか」を判断しやすくなります。

公表されているデータ

パーソルキャリア株式会社がdoda掲載企業114社を対象に行った実証実験では、動画求人を掲載した場合、求人詳細ページへの遷移率が1.33倍、詳細ページから応募への遷移率が1.30倍になったことが確認されています(出典:パーソルキャリア株式会社 公表データ)。

動画が効くことそのものは、複数のデータが示しています。問題は「どう作るか」です。

採用動画の構成が成否を決める理由

見る人の状態を理解する

採用動画を見る求職者は、積極的に情報を取りにきている人ばかりではありません。SNSのタイムラインや求人サイトの検索結果で、見るつもりがない状態で動画に出会うことが多くなっています。

この状態で動画を見せるには、冒頭の数秒で「これは自分に関係がある」と感じさせる必要があります。施設の外観や会社紹介から始まる動画は、この判断が来る前に離脱されます。

順番が違うと機能しない

採用動画で効果が出ない最も多いパターンは、順番の問題です。

機能しない順番:施設・店舗の紹介 → 仕事内容の説明 → 「応募はこちら」
機能する順番:求職者の不安に触れる → 実態を見せる → 条件を明示 → 行動を1つ促す

求職者は自分の不安や疑問が解消される見込みがないと、続きを見ません。「この動画は自分の話だ」と感じた後に初めて、職場の説明が届きます。

採用動画で使える4つの型

職種や職場の状況に合わせて、型を選びます。

特徴

向いている職種・状況

日常の1日密着型

出勤から退勤まで業務の流れを追う

仕事の中身が見えにくい職種(介護・物流・建設など)

スタッフインタビュー型

働いている人が自分の言葉で話す

職場の雰囲気・人間関係を伝えたい場合

問題提起→解決型

「◯◯なイメージあるけど、実は」の構成

離職率や負荷のイメージが先行している業種

求職者の不安に答える型

「未経験でも」「シフトは」などの疑問に直接答える

未経験者の応募を増やしたい場合

どの型を選ぶかの判断基準は次の3つです。

  • 職種の特性:仕事の中身が想像しにくいほど、1日密着型が効きやすい

  • 応募しない理由:イメージの問題なら問題提起型、条件の問題なら条件明示型

  • 撮影できる素材:出演者が話せるならインタビュー型、難しいなら密着型

5段構成は採用動画でも使えるか

SNS広告で用いられる通販式の5段構成(悩みの提示→共感→解決策→オファー→CTA)は、採用動画でも応用できます。

ただし1点だけ変わります。商品広告では「オファー」が価格や特典ですが、採用動画では「働く環境・条件」がオファーにあたります。

商品広告

採用動画への置き換え

悩みの提示

「仕事が想像できない」「続けられるか不安」

共感

「そのイメージ、ズレているかもしれません」

解決策

実際の業務・職場の様子を見せる

オファー

シフト・給与・未経験可など条件を明示

CTA

「見学に来ませんか」1つに絞る

この順番で作ると、求職者の心理の動きに沿った構成になります。型の詳細と完成台本は [【全文公開】採用動画30秒の台本|介護・福祉職向けの構成] と [【全文公開】採用動画30秒の台本|飲食・ホールスタッフ向けの構成] で全文公開しています。

Pinmovの実績

Pinmovでは、飲食店の採用動画において、ドラマ風・テンポ重視・ 王道採用動画の3パターンを制作した事例があります。1本の使い回しを やめ、媒体ごとにリーチする層に合わせて作り分けました。

Pinmovの料金プランは全て公開しています。制作した動画は制作実績でご覧いただけます。

構成の問題が具体的にどこにあるかを知りたい場合は [採用動画を作ったのに応募が来ない5つの原因|テレビ通販6年のプロが診断] も参照してください。

まとめ

  • 採用動画が効かない原因の多くは映像の質ではなく構成にある

  • 応募の壁は「働く姿が想像できないこと」

  • 冒頭で「自分の話だ」と感じさせられないと、続きを見てもらえない

  • 型は職種・応募しない理由・撮影できる素材で選ぶ

  • 5段構成は採用動画でも使える。「オファー」が条件になる

構成が正しければ、スマートフォン1台で撮った動画でも機能します。逆に構成が間違っていれば、どれだけ丁寧に撮っても結果は変わりません。


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