はじめに
Indeedに求人を出している企業の方へ。求人票の掲載にお金をかけている一方で、無料で使える動画の掲載枠を空けたままにしているケースが多くあります。
この記事では、Indeedの企業ページに動画を載せる方法と、そこに何を載せるべきかを解説します。掲載自体は無料でできます。
この記事で分かること
・Indeedの企業ページに動画を載せられる仕組み
・掲載できるコンテンツ数の上限と、何を優先すべきか
・求人票の動画掲載とは何が違うのか
【この記事の執筆・監修】
Pinmov ディレクター 三上 渉吾
地上波テレビ通販番組で6年間「売れる台本」を作り続けてきたプロフェッショナル。映像の綺麗さではなく、視聴者の行動を引き出しCPA(採用・獲得単価)を確実に下げるためのダイレクトレスポンス構成に特化。
Indeedには2つの「ページ」がある
まず前提を整理します。混同されやすいのですが、Indeedには性質の違う2つのページがあります。
求人ページ 個別の募集内容が載っているページです。職種、給与、勤務地、仕事内容が並びます。求職者が検索結果からクリックして最初に見るのは、こちらです。
企業ページ 会社そのものの情報を載せるページです。事業内容、働く環境、社員の様子などを掲載できます。求人ページから会社名をクリックすると移動します。
動画を載せられるのは、企業ページのほうです。
そして企業ページの作成・掲載は無料でできます。有料の求人広告を出していなくても作れます。
何をどれだけ載せられるか
企業ページに掲載できるコンテンツには上限があります。写真と動画を合わせて掲載枠が決まっているため、何を入れるかの選択が必要になります。
ここで考えてほしいのは、写真1枚と動画1本の情報量の差です。
写真で伝わるのは、その一瞬の見た目だけです。オフィスの内装、集合写真、設備。一方で動画は、人の話し方、現場のテンポ、作業の流れ、職場の音まで伝わります。
求職者が知りたいのは、後者です。
写真を並べても「きれいな職場だな」で終わりますが、動画があれば「ここで働いている自分」を想像できます。限られた枠を使うなら、動画を優先する価値があります。
YouTubeにアップした動画を使えます
企業ページの動画は、YouTubeに公開した動画を埋め込む形で掲載します。
つまり、動画を作ったら次の流れになります。
YouTubeにアップロードする
企業ページの編集画面で、そのURLを指定する
新しく専用の場所にアップし直す必要はありません。すでに採用動画を持っている会社なら、作業は数分で終わります。
限定公開の扱いなど細かい仕様は変わることがあるため、実際の設定時は管理画面の案内に従ってください。
なぜ使われていないのか
無料で使えて、作業も数分。それなのに空欄のままの企業ページが非常に多くあります。
理由はおそらく3つです。
1. 枠の存在を知らない 求人票の作成に手一杯で、企業ページまで手が回っていない。そもそも自社の企業ページを見たことがない担当者も珍しくありません。
2. 載せる動画がない 採用動画を作っていないので、載せるものがない。これは正当な理由です。
3. 作った動画が長すぎる 3分の会社紹介動画を作ったが、求職者向けとして適切か分からず載せていない。
業種ごとに何を見せるべきかは、各業種の台本記事で秒数ごとに公開しています。
自社の企業ページを確認する方法
まず、自社の企業ページが今どうなっているかを見てください。
Indeedで自社名を検索する
自社の求人が表示されたら、会社名の部分をクリックする
企業ページが開く
ここで写真も動画も入っていなければ、枠が空いています。
この状態は、求職者から見ると「情報を出していない会社」です。他社のページに動画が入っていて、自社が空欄なら、比較された時点で不利になります。
何を載せるべきか
企業ページを見に来る求職者は、求人票を読んだ後の人です。つまり条件は既に見ています。
この段階で知りたいのは条件ではありません。「実際どんな職場なのか」です。
載せる動画に入れるべき要素は3つです。
1. 働いている場面 オフィスや設備の紹介ではなく、人が実際に作業している場面です。求職者は自分がそこにいる姿を想像しようとしています。
2. 一緒に働く人 社員が話している場面が1つあるだけで、職場の空気が伝わります。人間関係は離職理由の上位であり、求職者が最も気にする部分です。
3. その職種特有の不安への回答 ドライバーなら積み下ろしの方式、介護なら夜勤の体制、飲食ならピーク時の忙しさ。業種ごとに、応募を止めている不安が違います。
尺は30秒から1分程度が現実的です。求人票を読んだ後に見るものなので、長い会社紹介は最後まで見られません。
求人票への動画掲載とは別物です
混同されやすい点を整理します。
Indeedには、有料の求人広告オプションとして求人ページ側に動画を表示できる仕組みもあります。こちらは掲載費が発生します。
この記事で扱っているのは、企業ページの無料枠です。
まず無料枠を埋めてから、有料オプションを検討するのが順序として正しい。無料でできることを空けたまま広告費を増やしても、費用対効果は上がりません。
よくある質問
Q. 求人広告を出していなくても企業ページは作れますか
作れます。無料でアカウントを作成し、企業ページを開設できます。
Q. 動画は何本まで載せられますか
写真と合わせた掲載枠に上限があります。実際の数は管理画面で確認してください。枠が限られているぶん、何を載せるかの選択が重要になります。
Q. スマートフォンで撮った動画でも大丈夫ですか
問題ありません。ただし音声が聞き取れない、手ブレがひどいといった水準だと、内容が良くても最後まで見てもらえません。三脚と外部マイクがあるだけで、視聴に耐える品質になります。
Q. 社員の顔出しが難しいのですが
顔を映さずに作ることは可能です。手元、後ろ姿、作業の様子、テロップだけでも職場の空気は伝わります。
顔を出さずに作る方法は、別記事で5つの型にまとめています。
まとめ
Indeedの企業ページには、無料で動画を掲載できる枠がある
掲載できるコンテンツ数には上限があるため、写真より動画を優先する価値がある
YouTubeにアップした動画を指定するだけで載せられる
企業ページを見る求職者は条件を読んだ後。知りたいのは「実際どんな職場か」
まず自社の企業ページを開いて、空欄になっていないか確認する
無料で使える枠を空けたまま、求人広告費だけを増やしている企業は多くあります。まず自社のページを見るところから始めてください。
動画を作ったのに応募が来ない場合は、構成に原因があることがほとんどです。
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三上 渉吾
Pinmov / 構成設計担当ディレクター
地上波の通販番組の制作に6年。100本以上の現場で、視聴者が動く構成と動かない構成の差を見てきました。
現在はPinmovで採用動画の構成設計を担当。全カットに設計意図を書いた台本を納品しています。
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